withコロナにおける「オフィス」の役割とは
6月になり、少しずつではありますが、広島の街もオフィスも動き出したように感じています。
弊社も、マスクはもちろんのこと、蜜や手洗い、ソーシャルディスタンスに気をつけながら、
施工を行わせていただきました!
最近では、飛沫予防のアクリル透明パネルやビニールシートのご依頼も多数いただいており、
長期化を見据えた感染予防対策への気運の高まりを感じます。
リモートワークにより、働き方改革が一気に進んだともいわれる、未曾有のコロナ禍。
シーズでも、営業職はリモートワーク、総務職は時差出勤、と、この数ヶ月を
乗り切ってきました。
最近では「働き方」「オフィス」などをテーマに、各媒体で論じられているのを目にします。
すっかり浸透した「リモートワーク」
チームメンバーが同じ場所にいる必要はなく、他のメンバーとコミュニケーションを取るときにも、
チャットツールやSNSなどで連絡を取り合うことが可能で、離れた場所にいても仕事を進めることができます。
コロナ禍で、多くの会社がこの新しい働き方を余儀なくされました。
リモートワークによって、
「通勤のしんどさが身にしみた」
「ちょっといい?とさえぎられることなく、集中して仕事ができた」
という肯定的な意見がある一方、
「仕事とプライベートを分けづらかった。」
「営業職はリモートや、テレワークは難しかった。」
「家族がいるので、唯一静かな場所トイレでオンライン会議に参加した。」(!!)
という人もいたそうで、
とまどいの意見もあるようです。
平時ではないので、単純比較は難しいとも思いますが、
実感した方も多いのではないでしょうか。
また、「リモートワーク疲れ」という言葉も出てきています。
育児中のリモートワークはやはりきびしい、という意見が多いそうで、
同じリモートでも、単身、夫婦、育児中、では全然捉え方が違うのです。
そんな中、興味深かったのは、
「オフィスチェアは楽だということが分かった。」
「グリーンがあったり、オフィスは仕事に集中できる環境が整えられていることが分かった。」
という声。
オフィスで座っている時間は、職種にもよりますが1日平均6時間半、ということで、
リビングの椅子では知らず知らず疲労がたまります。
また、リモート、オンライン会議、テレワークでは、
いきなり議題から始まることが多く、雑談の大切さを感じた方も多かったようです。
日経新聞の記事によりますと(6/2)、
米国の大手建設設計事務所、ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナルのディレクター曰く、
『これからのオフィスは、新しいアイデアに気付いたり、人の気配を感じながら価値を創出していく場になる。
個人の集中作業は自宅で済ませ、チームの協業作業はオフィスで、といった、場の使い分けも考えられる。』
ということです。
急速に変化していくオフィス環境ですが、
新しい働き方が加わったこと、
仕事をするうえで、改めて「オフィス」というものを考えるきっかけになったことは、
とても大きな一歩だと思います。
そんな「新時代のオフィス」を、弊社も学びながらご提案していきたい!と決意を新たにしております。
マネージャー 岡